源氏と北条氏、足利氏と関係が深い三浦市の歴史
神奈川にある三浦市の古い歴史の中でも、特に関係が深いのが源氏と北条氏、足利氏です。
これらの一族は歴史の教科書でも良く名前が出てくるため、知っている人も多いでしょう。
こうした有名な一族との強い結びつきは、現在でも三浦市に引き継がれています。
そんな歴史を深く残しているのが、お寺や神社です。
歴史というのはそれぞれに複雑なストーリーがありますから、寺社を巡りそんな歴史を紐解くのも三浦市を訪れたときの楽しみと言えます。
ぜひ複数の神社を訪れて、三浦市を舞台に起こってきたドラマを感じてみてください。
文化として有名なのは「チャッキラコ」
三浦市には特有の文化がいくつか残っていますが、特に有名なのが「チャッキラコ」と呼ばれるものです。
チャッキラコとは、女性だけで踊られる民族的な芸能です。
色とりどりの伝統的な服を来た女性たちが踊る姿は他の地域ではあまり見られるものではなく、三浦市の長い歴史を感じさせてくれます。
またこのチャッキラコは、ユネスコの無形文化財に指定されており、国指定重要無形民俗文化財にもなっています。
チャッキラコは、毎年1月15日に海南神社などで見物することができます。
京浜急行の三崎口駅が最寄りで、そこから京急バスの三崎港方面のバスに乗るとアクセスすることができます。
「三崎港」のバス停で降りて徒歩3分ほどで、チャッキラコが行われる会場に到着します。
1月15日の当日は、午前中に本宮の前で踊りが行われ、午後からは仲崎竜神様と花暮竜宮様という場所で踊りが行われます。
その後、三浦市の商店などを回ることになるため、この日は三浦市が1日通して賑わいます。
毎年たくさんの人が訪れるため、向かう際には交通手段や時間などをしっかりと確認してから向かうのがおすすめです。
もしチャッキラコのことで分からない点・気になる点などがあれば、三浦市の教育部文化スポーツ課に問い合わせをしましょう。
電話番号やファックス番号が三浦市のホームページに記載されており、ここから相談することができます。
メールフォームも設置されているため、営業時間内の電話が難しいという場合はメールで問い合わせをしてみてください。
海鮮が美味しいのも、三浦市の魅力
三浦市はさまざまな歴史を楽しむことができるだけでなく、海産物も美味しいのが大きな特徴です。
海に面しているため新鮮な海産物が漁港で水揚げされており、新鮮なままお店で味わうことが可能です。
内陸地域でも美味しい海鮮を食べることができますが、やはり海に面した市で味わう獲れたての新鮮な魚介は一味違うと評判です。
また、三崎魚市場に行くと遠洋で捕れた魚を見ることができます。
特にマグロは1日に400～1,000本ほどが取引されており、ダイナミックな様子を楽しむことができます。
三浦市はこのような魅力に溢れる街のため、ぜひ訪れてみてください。